成功した事業を売りさらに海外に飛び出した人物

成功した事業を売りさらに海外に飛び出した人物

ソーシャルゲームの世界で、一つの成功を収めている会社があります。株式会社gloopsという会社で、「大熱狂!!プロ野球カード」や「大戦乱!!三国志バトル」といった人気ソーシャルゲームをリリースしている会社です。この会社を設立したメンバーには、梶原吉広さんという方がいます。今はgloopsには在籍しておらず、シンガポールに移住して暮らしているということです。梶原吉広さんはgloopsを2012年に韓国系のソーシャルゲーム企業に売却したそうです。

 

梶原吉広さんはせっかく自ら設立し、成功に導いた企業を売却してしまったわけですが、売却をすることで得たものもあったようです。それが、多額の資産です。もともと2005年にgloopsの元となったグローバルメディアソリューションを設立した当初は、その資金は300万円だったそうです。梶原吉広さんがgloopsを売却したのは2012年ですので、わずか7年間の間に、会社の資産価値は10,000倍に跳ね上がったということができます。

 

梶原吉広さんはもともととても好奇心が旺盛で、直感的に思ったことを行動に起こすタイプだったようです。中学生時代にはDJをしてみて、高校生時代にはイベントを企画するなど、かなり行動的な学生時代を過ごしていたようです。北九州市に住んでいた梶原吉広さんは、一つの夢をあきらめると同時に東京に移り住むなど、その行動力は目を見張るものがあります。

 

グローバルメディアソリューションを設立した後も、梶原吉広さんの直観力や行動力がその後の成功を呼び寄せているようです。面白いと思ったものに興味をもち、やってみようという意欲を持つことが出来る性格のようです。梶原吉広さんがgloopsを売却したのも、成功した事業を続けるのではなく、別に面白いこと、やってみたいことが見つかったからなのかもしれません。多額の資産を得た後も、ただその資産を食いつぶすのではなく、日本国内を飛び出してシンガポールで実業家として活躍をしていることからも感じることが出来ます。

 

2014年に梶原吉広さんは結婚し、お子さんも誕生していますので、独身時代のような気軽さはないのかもしれませんが、gloopsを売却することで得た資産で、さまざまな事業を展開しているようです。直観力や行動力があるからこそ、海外に飛び出しても梶原吉広さんは事業を続けていけるのかもしれませんね。梶原吉広さんが今後どのような事業を展開していくのかということは興味深いことです。一つの事だけをコツコツとやることもいいですが、新しいことを次々に求めるという人生もいいですね。