Mobageから「Partner of Year2011」を受賞した会社の元社長の素顔

Mobageから「Partner of Year2011」を受賞した会社の元社長の素顔

スマホで手軽にゲームを楽しめるゲームポータルMobageには沢山のゲームデベロッパーが参加しています。2012年にこの多くの企業の中でも非常にユーザーの支持を集めた企業として「Partner of the Year 2011」を受賞したのがgloopsという企業です。このgloopsを当時率いていたのは梶原吉広さんという方で、現在はgloopsの経営からは退いています。gloopsの元社長である梶原吉広さんとは、いったいどのような人なのでしょうか。

 

2005年にgloopsの前身となる会社が設立されていますが、この時の梶原吉広さんの年齢は26歳というかなり若い経営者だったようです。当時は広告代理店として事業を行っていましたが、梶原吉広さんが29歳の時にソーシャルゲームに出会ったことから、今のgloopsの事業であるSNS分野への進出を進めていったということです。突然の方向転換と感じられますが、梶原吉広さんの人生の中にはこのような大きな方向転換が比較的多くみられます。今やっていることをただ続けるのではなく、面白いと感じたものをやってみよう。という行動力にあふれた人物のようです。

 

梶原吉広さんにとってSNSはあくまでもプライベートで楽しんでいたものですので、事業として行うためには知識不足、技術不足の部分はあったようです。そのため、SNS事業は当初低迷していたそうですが、2009年に「渋谷クエスト」をリリースしたことで状況が変わったようです。SNS一本で事業を成立さることが出来るようになっていきます。

 

梶原吉広さんの会社では様々なタイプのソーシャルゲームのリリースを行い、2011年にはソーシャルゲームの累計会員数が累計1,000万人を超えています。かなり順調に会社が成長を続け、Mobageから「Partner of the Year 2011」を受賞に至ったということです。gloopsの成功の裏には、当時の社長である梶原吉広さんの直観力、行動力があったということが分かってきます。

 

今現在、梶原吉広さんはすでにgloopsを退き、家族と共にシンガポールに移住しているそうです。梶原吉広さんは「Partner of the Year 2011」を受賞した年に、会社の経営権を韓国系のソーシャルゲーム企業に売却したそうです。この売却によって得た利益を元手にして、単身シンガポールに渡り事業を行い、2014年には交際していた元タレントの山本梓さんと結婚し、お子様も生まれたということです。

 

もともと得意としていた分野以外の事にも、梶原吉広さんは積極的にチャレンジする精神を持つ人物であると感じられます。このような人物だからこそ、gloopsを成功に導き、さらに新しい道を自ら切り開いていけるのでしょうね。